20代看護師の転職は辞めた方がいい?
- 2022.02.18
- 看護師の転職コラム
20代で看護師転職を考えているのなら看護師向け求人情報サイトを利用してみては
新たな分野へ転職をして看護師としてもっとキャリアアップさせたい、もっと好条件の医療機関でお仕事をしたいというのであれば、看護師転職を応援している看護師向け求人情報サイトを利用してみてはいかがでしょうか。20代ならまだまだ看護師としてのキャリアもこれからなので、いろんな選択肢があります。
看護師向け求人情報サイトとは、その名前の通り、看護師さん向けの求人情報が常に数多く集まっているインターネット上のサイトになります。こちらに集まっている求人情報は、特定の地域だけではなく、日本全国の医療機関のものが集まっているのでどこに住んでいても理想的な医療機関を見つけることが可能です。
また、多くのサイトでは会員の登録をすると転職に関しての知識が豊富な専門のコンサルタントが付いてくださり、あなたの希望に合った求人情報を電話やメール、サイトによっては定期的に開催されている相談会などで直接紹介してくださいます。そのため、求人情報を探す時間があまりなくても好条件の求人情報を見逃してしまう心配はありません。
コンサルタントがしてくださるサービスはこれだけではありません。必要書類の書き方のアドバイスや下見・面接日程の調整代行といったことまで引き受けてくれます。
必要ならば、面接当日に同行してもくれるので1人だけでは心細いという方でも自信を持って転職活動をすることが可能になっています。ちなみに、登録料金や利用料金などもほとんどの看護師向け求人情報サイトでは取られることはありません。興味があるのであれば、1度覗いてみてはいかがでしょうか。
20代の看護師転職市場と地方と都市の条件格差
看護師転職市場は、大都市圏と地方を区別せず常に売り手市場であると言われています。求人情報を掲載する医療機関の採用条件は、都市部の方が給与が高く、他休日の条件等も明記してあるケースが多いですが、働きたいと希望する看護師人材と看護師を募集する医療機関の量的バランスはそれほど変わりません。
都市部に求人が集中していると見えるのは、医療機関が都市部に集まっており、看護師人材も関東近県、近畿京阪神エリアから其々の都市へ流入する為、市場のボリュームがあるだけのことで、需要と供給のバランスは同程度です。
看護師転職は都市部の医療機関からの案件に人気がありますが、年齢に関係なく長く安定的に働きたいと考える看護師さんは敢えて、郊外の自宅から通勤しやすく、日勤だけ等の、自分の生活を整えやすく、家庭のある方はそれと両立しやすい条件を優先し、必ずしも給与額と医療機関の知名度や権威に拘らないことはよくあることです。
看護師転職の理由を求人情報や転職あっせん仲介企業が、アンケートの集計結果として発表することがあります。今よりももっと良い待遇で働きたい、という向上心から転職を希望する人が大変多いのは事実ですが、それ以外の理由も、かなりありますし、それ以外の理由というのは多岐にわたり簡単に一括りできないものが多いものです。
看護師の転職は医療系人事の中でも、経験が重要視される為、年齢が高くなったから能力が低くなっていると思われる不遇が無い点で、とても社会的評価も高く、有益な資格です。
看護師転職市場は売り手市場が続く
看護師転職市場は、景気に左右されることなく、ほぼ売り手市場が続いています。これは、高度医療化が進み、常に専門職である看護師が求められていること、また、超高齢化が進んでおり、患者数自体が増加し続けるなか、医療界全体が成長産業であることで看護師確保が医療機関の急務になっていること、などが理由として挙げられます。
クリニックなど一部の医療機関を除いて、看護師がいなければ病院自体が成り立たないですし、規定の看護師数が確保できなければ、診療報酬自体が下がってしまうことなどもあり、看護師の求人が無くなることはありません。外国人看護師の導入が大きな話題になりましたが、言葉や文化の壁があり、いまだ看護師不足解消には至っていません。
一方で、看護師の仕事は人の命を預かるものですから、体力的にも精神的にも大きな負担のかかるものです。「燃え尽き症候群」という言葉があるように、ぎりぎりまで頑張って、燃え尽きてしまう人も多いです。
現状では、長く働きたいと思っていても、子育てや健康問題で病棟を離れて行く人が多く、さらに人手不足に陥ってしまうという状況が多く見られます。このようなことを防ぐためにも、売り手市場である強みを生かし、自分のライフスタイルに合った働き方を探し、または看護師同士で負担を軽減しあう仕組みを構築するよう要求し、取得した資格と経験を生かして、看護師が長く働けるような社会が理想的です。それが結果的に、患者さんへ良い看護を提供することに繋がるでしょう。
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